一度でいいから見てみたい
私は、彼らの対談が見てみたい。
「『みんな』のバカ!」と声高に叫び、「個人」が「集団」に埋没し無責任になっていく構造を顕かにした現代思想家・仲正昌樹と、世間は至るところで「中間集団全体主義」に支配されていることに警鐘を鳴らす社会学者・内藤朝雄が繰り広げる異種格闘技的トークセッション!
……なんちゃって(笑)。
私は最近仲正さんの言っていることが非常に面白くて、彼の本を読み漁っているのですが、彼が著書『「みんな」のバカ!』*1で指摘していることが、以前読んだ内藤さんたちの共著『学校が自由になる日』*2で語られていることと合致する部分があるなと思ったのです。その一部分が、冗談で書いた上の宣伝文句です。
因みにこの2人は年齢も同じくらい(仲正さんが1963年生、内藤さんが1962年生)で、出身大学院も東大の総合文化研究科(所謂「駒場」の大学院)*3ですから、もしかすると面識があるかもしれません。また宮台真司と共著がある点でも共通しています。……もしかして意外と実現性があるかも?
因みに、これを書いている私の友人*4は明治大学で内藤さんの授業に参加しています。また私自身は仲正さんの編著に論文を載せた教員や、仲正さんと同じ左翼系雑誌に関わり続けている教員に教わっている独文生です。もしお2人のどちらがが本稿をご覧になって、もし興味がおありでしたら、何とか私にご連絡頂けたら、驚きます(驚くだけです)。
……お粗末さまでした。m(_ _)m
*1:光文社新書、2004年 isbn:4334032524
*2:雲母書房、2002年 isbn:4876721041
*3:仲正さんは地域文化研究専攻、内藤さんは国際社会科学専攻。
*4:「友人」に私信⇒君から内藤さんに連絡はしないでね。