はしか・ハザードの媒介物

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私の大学も“はしか・ハザード”で休校になることを、密かに期待している。ひょっとすると、近いうちに実現するかもしれないのだが、それは故なきことではない。

東京ではしか・ハザードが最初に起こったのは、4月18日の創価大学(八王子市)であり、以後5月12日に上智大学千代田区)、16日に日本大学文理学部(世田谷区)、17日に東京工科大学(八王子市)、駒澤大学(世田谷区)、18日に和光大学(町田市)、成蹊大学武蔵野市)、21日に早稲田大学(新宿区)、25日明治大学千代田区、杉並区、川崎市)と続いている。

閉鎖された大学の所在地を見てみると、東京都西部に多い。しかも、日付を追ってみると、はしかのウィルスはどんどん東進してきていることがわかる。更に上に上げた大学のうち、創価大(八王子駅)、東京工科大(JR八高線・八王子みなみの駅――八王子駅の隣)、成蹊大(吉祥寺駅)、上智大(四谷駅)、明治大学御茶ノ水駅――駿河台キャンパス)というように、中央線沿線にある大学である。そして早稲田大学は中央線に直通する地下鉄東西線早稲田駅が最寄駅である。すなわち、中央線がより多くのはしかを媒介しているのである。

ならば次のはしか・ハザードの惨状に見舞われるのも、中央線沿線の大学であると予想するのは難しくはない。不思議なことに、都内では未だ国公立大の休校がない。ならばそろそろ中央線沿線にある私の国立大学も休校になりそうなものだが、どうだろうか。


とまあ以上述べたことは冗談だが、私が登校を面倒くさがっているのは相変らずである。とはいえ、一週間くらい研究日が与えられたら、どさっと本を読みまくりたいものである。

*1:http://blog.goo.ne.jp/onda201/e/98fa1d2bbcb125f9ae5479cb622daa38より転載。撮影者に感謝する。