電車の運転席で愛を叫ぶ

MSN毎日インタラクティブ『地下鉄乗客が非常通報:運転士が奇声上げる』*1

東京メトロ東西線の男性運転士(41)が運転中に大声を出し、乗客が通報して電車が遅れるという騒ぎがあったことが分かった。

同社によると、11月30日午後9時25分ごろ、同線南砂町西葛西駅間を走行中の中野発西船橋行き電車(10両編成)で、この運転士が「アイちゃんが好きだー」などと奇声を発したという。この声が気になった乗客数人が、西葛西駅に停車した際、駅係員に連絡。係員が運転士の様子を確認して「普段と変わりない」と判断し、運転士を代えないまま約3分遅れで出発させた。その後、乗務区がある5駅先の妙典駅で別の運転士と交代した。

同社は「運転士は独り言が多いタイプで、本人は『独り言の声がつい大きくなってしまった。何を言ったかは覚えていない』と説明している」と話している。【矢崎公二

この記事を読んで、最初この運転手はモーオタなんだと思いました(笑)。

冗句はさておき、地下鉄に乗る場合、私はよく先頭もしくは最後尾車両に乗ります。そうすると、それらの車両には乗務員室があるのですが、乗務員の声はたとえ地下鉄のトンネルの中でも、結構はっきり聞こえます。まして東西線東陽町西船橋間は地上区間ですから、尚更よく聞こえたかもしれません。

因みに同運転手が乗車していた電車は中野駅始発20:50発普通電車だったと思われます。私も毎日東西線を利用していますが、帰宅したのは20:30頃であったので、この椿事に巻き込まれることはありませんでした。よかったよかった。

JR西日本福知山線の事故で非難の対象にもなっていましたが、移動の足として列車を使う人間にとっては、1分の遅れも頭に来るものなんですよ。特にラッシュ時はすぐにホームに人が溜まってしまうので、どんどんどんどん運んでくれないと、車両内はより混雑してしまいます。

まあ、各鉄道会社の職員社員諸氏は、業務中には余計なことはしない方が身のためだと思います。今の世の中、どんな理由で解雇されるかわかったものではありません。さもなくば、執行部が解雇権の大鉈を振るってクビにされてしまいますから、東武野田線の元職員のようにね。

*1:http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20051201k0000e040069000c.htmlより引用(09年2月12日現在、確認不可)。