我が家に友人が来た

「科目登録」という言葉は、大学生を経験した人ではないと、ピンと来ないかもしれない。大学生はこの時期に、次年度1年間の時間割を作成して大学事務所に提出しなければならないのだ。

しかし大学3年ともなると無駄な知恵がついてくるもので、面倒な単位取りは友人と同じ科目を選択し、協力して試験や課題に臨めば負担が大幅に軽減されるのである。因みに現状で私は66単位登録予定である。1コマ90分間の授業が通年が4単位となるのが基本なので、つまり週16〜17コマということになる。正直、死にそうだ。これでは効率よくこなしていかないとやっていられない。

というわけで先週土曜日(19日)に我が家にて「共闘会議」が催された。参加者は私を含めて同じ文学部の3人。なぜ我が家かと言うと、1人は大学近くの山手線沿線に住んでいるのだが、もう1人は茨城県常磐線沿線(取手以遠)から通う自宅生なのだ。その両者の中間に住んでいるのが私(常磐緩行線沿線)だったので、拙宅と相成った。

しかしこの3人は、1人が英文、もう1人が文芸、そして私は独文と、専門が全く異なる。しかしどうしてこの3人が出会ったかというと、3人とも英語の教員免許を取るために同じ教職の授業を選択していたからなのだ。

会議の内容は、まあ仔細に入るので省略する。色々あって楽しかった。結局あまり会議にならなかったような記憶があるが、まあよい。

それにしても、我が家に来る友人は皆口を揃えて言うのだが、我が家は結構広いらしい。確かにバスとトイレは分かれているし、キッチンだけで4畳半程度はありそうだ。しかし、寧ろよい部屋でなくては困るのだ。私は比較的よい部屋を、比較的安い値段で借りるために、大学から遠い場所に住んでいるのだ。正直、常磐緩行線の沿線は穴場だと思う。私が進学を希望している大学院も、東京メトロ千代田線*1の駅から歩けるとのことなので、上手くいけば長くこの部屋に住み着くかもしれない。