(大学受験生を応援①)センター試験まであと119日

今回から、毎週土曜日付で掲載されるテキストは『大学受験生を応援』とサブタイトルを付したコラムにしたいと考えています(事情により不可能な場合は、翌日曜日付で掲載します)。これは、私がこれまで何度も申し上げていますが、当サイトはかつて母校の高校に密接に関係した運営をしていた前史があり、新サイト以降後はそれを前面に持ってくることは致さないまでも、理念として継承すべきものと考え、運営されているからです。簡単に言うと「【思索の都】は大学受験生を応援します」と宣言します、ということです。


また掲載日を土曜日とするのも、忙しい受験生も土日ならばネットサーフィンをする時間が比較的見つけやすいだろうと考慮されたためです。この【日々徒然】の最新記事が掲載されるのは前日夜中の25〜28時(=当日午前1〜4時)なので、受験生の皆さんは土曜日の日中ならば(私が眠い目をこすって頑張って書いて、アップデートすれば。f^^;;)確実にお読み頂くことが出来ます。


私はこのコラムを、まずは大学受験生の皆さんにお読み頂きたいと思っています。現役生は勿論、浪人生もです。寮生活をしている浪人生の方々はお読み頂くのが難しいかもしれませんね、ちょっと残念です。もし何らかの機会があれば、流し読みでも全く構わないので読んで頂きたいです。


そして私は、大学受験生をお持ちの保護者の皆さんにもお読み頂きたいと考えています。保護者の方々は一方的に「勉強しろ」と言ってしまいがちですが、そうした言葉を言う時、このコラムを読んでご自身の経験を思い出すなり、また擬似的な経験を得るなりして、大学受験生と気持ちを共有した上で仰った方が、伝わる言葉の重みというものは、受験生にとっても、また保護者の方にとっても違うと思います。


また、高校の先生方にお読み頂くのも非常に興味深いですね。勿論、経験豊かな諸先生方には私の話など必要ないとは思いますが、話の物種に貴重なお時間を拝借出来れば嬉しいです。


私のコラムの内容は、口から話される分には無断使用でもOKです。どんどん使って下さい。何らかの文章に引用される場合は、ご一報頂けると私は飛んで喜びます(笑)。保護者の方々であれ、先生方であれ、もし私のコラムをお読みになり、受験生にエッセンスの一部でもいいから伝える機会があった時は、これまた「話したよ」と私に教えて下さい。私は泣いて喜びますから。f^^;;


この企画は、実は昨年から構想にあったものでした。しかし私の私事ながら諸事情につき、昨年内の実現は見送りました。その為、ここで披露する予定のネタは、多くストックしているつもりです。本で読んだこと、伝聞したこと、友人の話、そして私自身の経験など、こうした話を受験生が、特に現役生が聞くことは決して無駄ではない筈です。私は高校の時も大学の時も入試には大層苦労させられました(中3時夏休みの3週間を1日11時間勉強したとか)ので、面白い(笑えるという意味で。笑)エピソードを提供できるかもしれません。


とにかく、【日々徒然】のうち、この土曜コラムだけは受験生に読んでほしい思います(後はどうでもいいと言っても過言ではないんです。汗)。どなたかこの初回をお読みになった受験生の方がいらっしゃいましたら、どんどんご友人に宣伝して下さい! 例えば我が母校の安積高校なら1教室に1台ずつインターネットに接続できるパソコンがある筈なので、皆さんで騒ぎながらご覧頂くのも、きっと楽しいと思います(そういった経験は、今しか出来ないんですよ!)。


今計算したところ、今年度のセンター試験(05年1月15、16日)まで、今日9月18日を含めて119日あります。前述の通り執筆は真夜中なので、私の感覚上はまだ17日ですから、そうすると120日あります。その内、土曜日は今日と1月15日を含めて18日あります。つまりコラムも必然的に18回が予定されることになります(但し最終回は05年1月16日にします。理由は後述を参照して下さい)。


その全18回の中で、私が何を申し上げたいかと言うと、何のことはない、要は「頑張れ」ってことだけなんです。毎週1回頑張れって言い続けます。本当ならば毎日言い続けたいところなんですが、私自身も頑張らなければならないことがあるので、ご容赦下さい。f^^;; せめて心の中だけでは言い続けさせて下さい。


今年度のセンター試験までを120日だとすると、まる4ヶ月ですね。今年の4月1日から今日9月18日まで171日ですから、私立大学や国立大学の二次試験までの日程を鑑みると、本番まで半分の時間が過ぎたと言えます。


この120日を、長いと見るか、短いと見るか。


ものの感じ方は人それぞれなので、一概にどちらとは言えないでしょう。しかし、何かをやってやれないことはない時間だと思いませんか? 私は、受験大学の偏差値ランクを1つや2つ上げることも全く不可能ではないと考えています(偏差値のシステムは、私は嫌いなのですが)。「時間が無い」と嘆くばかりでは能がないと思いませんか? 今から勉強すれば受かるかもしれない。しかし今やらなければ、確実に受かることはない。


ここまでお読み頂いて、あなたの心にちょっとでもやる気が湧いたなら、筆者として凄く嬉しいです。もし挫けそうになったら、また私の文章を読んで下さい。きっと復活できる筈です。



私は今、第18回目のコラムを書き、平成17年1月16日付、つまりセンター試験2日目の日付として掲載しました(詳しくはこちらをご覧下さい)。119日前の過去から、未来のあなたに会いに行きます。そしてあなたは、未来のあなたに会いに行く私を見ることが出来ます。実際にお会いできるのは、勿論119日後ですね。今日のあなたと、119日後のあなたとで、ある意味で全く変わらないことを、またある意味で全く変わってしまっていることを、私は望みます。


とまあ、ここまで書いたところで、筆を置きましょう。私はこの連載があと16回(先に掲載してしまう第18回を除いて)も続くのです。気長に行きましょう、私も、あなたも。今為すべきは、前を向いて、粛々と前進するだけですから。


(追記)1晩明けて本稿を見直しましたが、ちょっと酷いですね。f^^;; 特にこのコラムのような性質の場合は、私自身も『熱く』(暑く?)なってしまうのですよ(笑)。恐らく夜中に執筆したということもあるのでしょう。皆さんも、夜に小論文の練習はしない方がいいかもしれませんよ!


To be continued to 20040925......

(04年9月19日 一部訂正、追記 9月25日 リンク追記)