前在籍校の図書館

※画像はイメージです。

卒業生という資格で前在籍校の図書館をちょくちょく利用していたが、入館のためのカードの使用期限が切れていた。今日未だに学部生をやっている友人と、院生をやっている友人に、前在籍校の近くで会う約束があったので、ついでに更新しておくことにした。

同窓会費として年額5000円を納入しないと、更新できねえ? ふっざけんな!

「今年の3月から制度が変わりました」とは窓口職員の弁。わたしが2年前に初めてカードを取得したときは、無料だった。この大学は卒業しても卒業生からカネをとる最低の大学だ。しかも5000円も払ったのに、図書の利用は館内のみで、貸し出ししてくれないのである。例えば上智大学なら、3150円払えば卒業生は本を借りることができるのだ*1

5000円を払うことに一瞬逡巡したが、結局支払った。わたしの大学の図書館は蔵書がショボイので、この大学図書館を利用する機会が結構あるからである。この大学は、図書館の蔵書の量と質に関しては、褒めてもよい。

この大学の文学部キャンパスの前で、学部では同期だが、大学院ではわたしの2年後輩となった友人Yに会う。お互いにこのファッキン大学を脱出でき、同じ大学院に通っているにもかかわらず、気持ちの悪いことに、卒業校でランデヴーしてしまった――彼の場合は、この大学の中で職員としてアルバイトをしているから、だが。

このYに、5000円も取られた怒りのたけを述べた。そうしたらYから、現在席校の大学院生という資格で、この大学の図書館を紹介状なしで入館できることを思い出させられた。そう言えば、そうだった。あの大学とこの大学は図書館の相互利用に関する協定を結んでいるのだ。来年以降は、そうすることにしよう。